果物狩りに行ってきました!
場所は熊本。
金峰山の麓で、市内から30分と近場です。
梨と葡萄を食べ放題で700円。
まずは葡萄を摘み、タライに張った水で冷やしている間に梨を摘みます。
どれもみずみずしくて美味でしたが、葡萄2房、梨2個が限界でした(笑)
子供の頃はもっと食べてた気がするのにな~。
こんなトコロに・・・
FM宮崎の駐車場で、小さなイトトンボを発見!
こんな街中にもいるんですねぇ。
分かるかな?
真夏ノ怪談 其の八
写真屋でアルバイトをしていたS君の話。
S君は、車で幾つもの工事現場を廻っていた。
工事現場では、作業の進捗状況を写真に記録する。
現場事務所でそのフィルムを回収し、翌日、現像の終わった写真を届ける。
それがS君の仕事だった。
ある日、いつものように集配に出掛けた。
向かった先は、ビルの解体工事の現場だ。
街中に、使われなくなった古いビルが2棟ある。
それを取り壊し、更地に戻すという工事だった。
現場に着いて車を駐め、バックを抱えて事務所に向かった。
現場事務所は、取り壊し前の空きビルの中にある。
中に入ると、とたんに街の喧噪が遠ざかった。
薄暗く、しんとしている。
どことなく、カビたような匂いも漂っている。
急いで階段を駆け上がり、3階へと向かった。
3階の廊下を突き当たりまで進むと、かつてはどこかの会社の事務所だったのだろう、
使われなくなった部屋がある。
そこが、現場事務所だ。
部屋を目指して、一人、廊下を歩く。
コツコツコツ、と自分の足音がやけに響く。
廊下の右側は窓になっていて、外に、もう一つの空きビルが見える。
汚れたガラス窓の向こう、手も届くほどすぐそばに、そのビルが建っている。
壁面はひび割れ、窓は夕暮れの弱い光を浴びて、赤黒く光っている。
それを見ながら部屋の前までやって来たとき、S君の足が止まった。
・・・あれ?
小さく呟いた。
・・・ヘンだ。何かがおかしい。
頭の中でも、コレは違うぞ、という自分の声が聞こえている。
でも、分からない。
・・・何が違うんだ?
・・・何がおかしいんだ?
考えながら扉を開き、事務所に入った。
ガランとした部屋には誰もいない。
カウンターに置かれた集配用のボックスから、フィルムを回収し、
代わりに現像の終わった写真を入れた。
その瞬間、はっとした。
思い出した。
・・・向かいのビルは、確か、もう取り壊しが終わってたんじゃないか?
ここ一週間ほどの記憶を辿ってみる。
ええと、
先週末には窓枠の撤去が始まって、
今週の頭には重機が入って、
昨日来たときは、鉄骨と針金剥き出しの、コンクリの柱と床が・・・
そうだ!
現像して持ってきた写真にも、確かに・・・
そう思って写真に手を伸ばそうとした、その時。
S君の後ろで、事務所のドアがばたん!と閉じた。
途端に、空っぽの部屋に暗さが押し寄せてきた。
S君はバッグを掴むと、慌てて部屋を飛び出した。
そして、相変わらずそこにある窓の外の空きビルを横目に見ながら、
暗くなってきた廊下を、一目散に階段へと向かった。
S君は僕に言った。
「確かに壊されてたハズなんだ。間違いないんだよ。それに・・・」
車に飛び乗ったS君が去り際に見ると、取り壊しを待つ空きビルがひとつと、その横には、
すでに取り壊されたビルの、瓦礫の山があったという。
夏のプチ旅・阿蘇編
とは言っても仕事ですが。
しかし、取材の合間に旅人心をくすぐる色んなものが!
おおっ!?
何があるというのですか?
神社でした。
昨今のパワースポットブームにしっかり乗ってます。
何でも宝くじに霊験あらたかなのだとか。
世俗の欲など何処吹く風。
果報は寝て待てとおっしゃるのですね?
こういうものを見つけるのが旅の醍醐味。
いいセンスしてはる(笑)
阿蘇名物の田楽焼きにチャレンジ!
ヤマメ、地鶏、鹿肉、こんにゃくに茄子に豆腐にネギ!
炭火でじっくり焼いたら、味噌をつけてさらに炙ります。
どうです?
美味そうでがしょ?
まぁ、ちょっとした我慢大会でもあります。
炭火の遠赤外線ですっかり汗だくになりました。
しかーし!それを打ち消してあまりある美味さ!
自称食通のアナタ、
ぜひ、夏場にチャレンジを!
真夏ノ怪談 其の七
大学生の頃、友人と、よくドライブをした。
旅ではなく、車で近場を流しながら、他愛もない話をしていた。
勉強のこと。
将来のこと。
旅のこと。
彼女のこと。
流れゆく景色を眺めながら、思っている事を、とりとめもなく
ポツリポツリと話す。
時に笑い、時に沈黙しながら。
その日は、T君と二人だった。
いつものように近場を流し、やがて夜も更ける頃、小さな港にやってきた。
静寂が包む、誰もいない夜の港。
コンクリートの足下を、小さな街灯が、ほのかに照らしている。
時折、ちゃぷん、ちゃぷんと、岩壁に当たる波の音がしている。
僕らはというと、車内で音楽を聞きながら、とりとめのない話をしている。
港に来て小一時間も経った頃だろうか。
全てが、ほぼ同時に起こった。
T君が溜息をついて、会話が途切れた。
同時に、カーステから流れていた曲が終わった。
そして、エンジンが止まった。
「・・・あれ?」
静寂。
ふいに訪れた、ほんのわずかな静寂。
そのわずかな一瞬を待ちわびていたかのように、突然、ソレが聞こえた。
(●●・・・●●●●・・・?)
「え!?」
二人の視線が同時に動いた。
僕の視線は運転席のT君へ。
T君の視線は、開け放した窓の外へ。
そう。
ソレは外から聞こえた。
小さな声。
か細い声。
女の、声。
まるで、車の横を通り過ぎる誰かが、こちらを覗きながら呟くように・・・
次の瞬間。
T君がものすごい勢いでウィンドウ・ハンドルを回して窓を閉め、イグニション・キーに手を伸ばした。
キュルルル!キュルルル!
セルモーターの音が車内に響く。
だが、かからない。
エンジンがかからない!
「なぁ、何だ今の!聞こえたよな!?」
そう言う僕には目もくれずT君はイグニションを回し続け、その目は、
ルームミラーに釘付けになっている。
・・・何だ?・・・コイツは今、何を見ているんだ!?
T君の口から、声とも悲鳴ともつかない、かすれた息が漏れた。
そして、僕が振り向こうとした瞬間、ブォン!とけたたましい音を立ててエンジンがかかった。
音楽が聞こえてきた。
静寂が終わった。
タイヤを激しく鳴らしながら、車が港を後にした・・・。
アパートへ戻ってからT君が話してくれた。
ソレは、そこにいたという。
ルーム・ミラーの向こう、僕らの車のすぐ後ろに。
そして、それ以上は語ろうとしなかった。
だから、僕も話さない。
聞こえてきたその言葉を。
これからも、語る事はないだろう。
真夏ノ怪談 其の六
大学生の頃、あるお寺の、古書の整理を手伝っていたことがある。
時には夜明けまで、和尚と二人、書蔵の中にいたりもした。
色あせた古い書物に埋もれながら、色んな話をしたものだ。
その時の会話や、和尚から聞かせてもらった幾多の話は、今でも、僕の大切な宝物となっている。
ある夏の夜。
いつものように作業をしながら、ふいに、便所に行きたくなった。
便所は本堂の中にある。
書蔵はといえば、和尚の住む離れにある。
便所へ行くには、いったん離れを出て、本堂へ向かう渡り廊下を歩かなければならない。
この渡り廊下には、壁がない。
壁がないから、屋根もない。
離れと本堂をつなぐ、橋のような廊下だ。
つまり、外へ出る事になる。
飾り銅の付いた欄干の向こうは寺の墓地。その向こうには、鬱蒼とした森が広がっている。
刻は丑三つ時。
普通ならば、あまり気持ちのいい状況ではない。
だが、ここが寺だからなのか、疲れでぼぉっとしているからなのか、不思議と怖いという気持ちにならない。
「闇を恐れて灯りを持てば、途端に闇は本性を現す。
闇を恐れず向かい合えば、闇はもはや闇ではない」
よく和尚がそう言っていた。
なるほど、確かに。
むしろ、夏の夜気が心地よい。
廊下を歩けば、頭上には満天の星が瞬いている。
見渡せば、周囲は意外なほどに紺く明るい。
うん、和尚の言うとおり。
闇はもはや闇ではない。
そう呟きながら廊下の中程まで来たとき・・・
墓地の中を歩く人影に気が付いた。
星明かりにうっすらと照らされた墓石の間を、背広姿の男性が、ゆっくりと歩いている。
やっぱり闇は闇か?と眉をひそめたが、いや、どう見ても普通の人だ。
心なしか、うっすらと微笑んでいるようにも見える。
しかしこんな夜中に、と思っていると、墓の間にすっとしゃがみ込み、姿が見えなくなった。
しばらく見ていたが、それきり、立ち上がる様子もない。
仕方がないので、本堂へ行った。
用を足して、再び渡り廊下へやって来たが、墓地には人影はない。
気のせいではない。
確かに人だった。
首をひねりながら書蔵へ戻り、今しがた見たことを和尚に話した。
どんなお方だった?と聞かれたので、見たままに話をすると、
ああ、
と目を細めて、膝の上の書物を閉じた。
「昨日までに皆さん戻られたが、あの方だけ戻られないので心配していた。
そうかそうか、戻ってこられたか。
家族が遠く離れて住んでおられる故、きっと離れ難かったんだろう。
そうかそうか。
今年の盆も、もう終わりだな」
そう言って、和尚がにっこりと笑った。
真夏ノ怪談 其の五
再び、僕の旅の話。
真夏のツーリング。
ある日、海沿いのキャンプ場でテントを張った。
小さなキャンプ場だ。
目の前に小島が一つ。
離れたところに家族が一組。
その彼らも、日が暮れる頃には、テントを畳んで去って行った。
見渡せば僕ひとり。
簡単な夕食を作ってかきこむと、早々にテントに潜り込んだ。
夜中。
ジャッジャッ、という音で目が覚めた。
誰かがテントの周りを歩いているらしい。
誰か来たのかな?
いや違う・・・足音はひとつ、車の音もしていない。
じゃあ犬かな?
いや違う・・・人の歩調で、ゆっくりと歩いている。
もしかして・・・話によく聞く、アレかな?と思った。
考えてみたが、近くに民家はない。
耳を澄ませたが、声は聞こえない。
ただ延々と、ひとり、テントの周りを歩いている。
ジャッ、ジャッ、ジャッ、ジャッ・・・
ゾッとした。
ゾッとしたが、眠かった。
ご苦労さまです、と呟いて、再び寝た。
何せ疲れていたもんですから。
真夏ノ怪談 其の四
スペインへ旅行したときの話。
バルセロナの宿がいっぱいで、少し離れた、田舎のホテルに泊まった。
夜、ベッドでウトウトしていたら、突然、シャッ、という大きな音が聞こえた。
見ると、カーテンが半分ほど開いている。
あれ?閉めたはずだけどな。
立ち上がってカーテンに歩み寄ろうとしたとき・・・
シャッ、シャッ、シャッ、と音を立てて、目の前でカーテンが見事に開ききった。
一瞬、ゾッとした。
ゾッとしたが、それより眠かった。
思わず、おお~っと拍手をして、再びベッドに潜り込んだ。
何せ疲れていたもんですから。
真夏ノ怪談 其の参
友人T君の、またしてもツーリングでの話。
ある山中の細い道。
長いトンネルを抜けた直後、突然、脇腹に激痛が走った。
「痛えっ!」
叫んで身をよじった瞬間、バランスを崩してガシャァンと転倒し、
気が付くと、カーブの先にある民家の庭先に突っ込んでいた。
玄関先にいたおばさんが、大丈夫ね!?と叫びながら駆け寄ってくる。
あ、ハーイ、と手を振りながら気が付いた。
なんとT君、倒れたバイクの上に正座している。
つまり、バイクの上に座ったまま、ここまで滑ってきた事になる。
見回したが、身体にはかすり傷ひとつない。
じゃあ、さっきの激痛は何なんだ?
シャツをめくってみると、脇腹が赤くなっている。
痛くはない。虫さされでもないようだ。
何だコレ?
まるで...何かにつままれたような...
その時、T君の顔を覗き込みながら、おばさんが聞いてきた。
「どうしたの、狐につままれたような顔をして」
おばさんは、それはおかしなコケっぷりだったと大笑いしたという。
話を聞き終えた後・・・。
「お前、狐につままれたんか」と僕が笑うと、T君は真顔で答えた。
「笑い事じゃない。買ったばかりのバイクだったんだ!」
<真夏ノ怪談>次回をお楽しみに。
暑中お見舞い申し上げます
いやぁ、毎日暑いですねぇ。
<暑い>というより、<熱い>の方が正しいような・・・
身体は水分と涼を求めて、自然と水辺へと向かいます。
で、行ってきました。
熊本県の「菊池渓谷」!
渓谷沿いの道を歩くと
幾つもの滝から上るしぶきが天然のミストとなって、
体感温度が一気に下がります。
マイナスイオンも、家電の比じゃないんだろうなぁ・・・

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