FM宮崎について 番組審議会 第357番組審議会

第357番組審議会

1.開催日時

平成29年3月21日(火)15:00~16:00

2.開催場所

エフエム宮崎本社 1階会議室

3.出席者

出席委員数7名

出席委員の氏名

委員長 阿部 行雄
道本 晋一、久保田 順司、奥津 陽子、松田 秀人、崎田 さおり、上釜 直人

会社側出席者の氏名

代表取締役社長        髙橋 武人
専務取締役               古藤 重典
編成制作部部長        井上 喜文
編成制作部部長代理  吉良 力郎

4.議題

意見交換

5.審議の内容

事務局

今回は平成28年度を振り返って、編成や放送の全般についてご意見をいただければと思っています。それでは宜しくお願いします。

   
委員1

平成28年度も精力的に事業を展開している。直接聞いた特別番組は「ライブイン一ツ葉」で、多くの地元ミュージシャンを紹介しており良かった。通常番組の中では、「ハイブリッド・モーニング」のパーソナリティーの力に好感が持てた。また「バニーのナツウタ」も、紹介している楽曲がリアルタイムに聞いていた世代であり、パーソナリティーの面白さとあわせて惹かれた。他には「A・O・R」が音楽番組として仕上がっているのと、パーソナリティーの声が心地良い点が好みだ。これからに向けての要望としては、過去に制作されていたような、地元の音楽家がパーソナリティーと制作を行う番組を復活させて欲しい。そしてその番組を通して地元ミュージシャンを育て地元の音楽シーンを支えて欲しい。

委員2

確かに音楽に特化した自社制作番組が減っている。タイムテーブルを見てみても、タイトルから分かる音楽番組はナツウタのみだ。音楽を冠にしている番組が少なくなった。昔は音楽番組がラジオの柱だったが、今は生活情報番組がメインになってしまっている。以前のような音楽を主体とした強烈なFM路線が消えているのではないか。やはり原点回帰という意味でも、様々なジャンルの音楽が紹介される番組が欲しい。せっかく局の歴史があるのだから、所蔵している音源を有効活用して欲しい。そのために音楽の語れるパーソナリティーの育成に力を入れて欲しい。特に喋りではなく、音楽文化に長けた方を起用して欲しい。

委員3

私事だが、最近インターネットを見る時間が減った。それは見るべきものが減ったように感じてきたのと、インターネットに対する信頼度が減退したためだ。そのきっかけの一つは「まとめサイト」問題。インターネット上には、善意の第三者はいないのではと考えてしまった。もう一つは「フェイクニュース」問題。これは世界的に広まっており、ユーザーレベルではジョークとデマが判別しにくい状況に感じる。もはやネットの情報のやり取りはユーザーの処理・判断力を超えているのではないか。その点、ラジオはほっとする。それは番組の制作に多くの人が関わり情報の中身を吟味し、それを顔が見える生身の人が発信している点だ。この肉声で情報を伝えるための作業が確実になされている安心感は、大きな意味を持っていると思う。このことを特に感じたのが、平成28年度の企画では開局記念特別番組「宮崎再発見~日向灘の恵みを食べよう」が最たるものだ。現場取材とスタジオゲストというあえて労力を要する構成にチャレンジする事で、リスナーへの説得力が出た。他のレギュラーでも、何を伝えるかを十分に考えて情報を選んでおり、リスナーとの双方向のコミュニケーションも交えながら肉声で伝えているのが伝わってきて、安心感につながっている。その安心感がメディアの生命線だと思うので、今後も続けていって欲しい。

委員4

以前制作していたクラシック音楽番組が好きだったが、今は制作されていないのが残念だ。様々なジャンルの音楽を紹介するのもラジオとしての責務と考えるので、流行の最先端の激しい音楽ばかりではなくゆっくりクラシックを聞けるような心落ち着く番組が欲しい。それからラジオの要の一つのパーソナリティーについては、朝夕どちらの番組もパーソナリティーのキャラクターがリスナーに定着している点が素晴らしいと感じる。

委員5

通学中、毎朝車で「ハイブリッド・モーニング」を聞いていたが、わずかな時間でも聞き入ってしまい車から降りられなかった事が度々あった。ラジオは音声だけのメディアだが、パーソナリティーがまるで知り合いのように自分に語りかけてくるような感覚が味わえたのも惹きつけられた要因の一つだと思う。ラジオが好きでよかった。

委員6 先ほどの意見にもあったが、「まとめサイト」は昔の「リンク集」から発展してきたものだ。以前はユーザーのためにリンクを集めていたものが、いつの間にかサイト主催者があたかも自身の手柄のように情報をまとめているので、それが誤解を生む原因なのではないか。残念なのは既存のメディアでも、インターネット上のネタを拾って番組で紹介することでお茶を濁しているものがある。それは既存メディアが情報を発信するための労力よりも経営的な効率を求めてしまった結果で、その粗がユーザーにも伝わるのでメディア離れが進むのではないか。既存メディアであっても、作り手が感じられる発信の仕方が重要だ。ラジオをみた場合、番組が長く続いているパーソナリティーは、自身が体験するあらゆる事から情報をフィードバックして成長している。局も番組作りに加えて様々なイベントを実施するなど、積極的に人材の育成が促されるような環境づくりに取り組んで欲しい。
委員7

エフエム宮崎の番組は、それぞれのパーソナリティーの個性がしっかりしていて、それぞれにファンがついている。コンテンツが安定しているので、安心して聞くことが出来る。多くのパーソナリティーが自分の魅力を出して番組で喋っており、パーソナリティーの個性を大事にした育成をしているのが功を奏している。そしてそれが納涼祭企画や忘年会企画などの番組活用型イベントの成功に繋がっている。音楽番組が欲しいという意見が出ていたが、テレビから音楽番組が減っていることから、時代が音楽よりも情報を主体にした番組を求めているのかもしれないと思った。もしそうであれば、開局特別番組のようなしっかりと作りこまれた情報番組は、時代のニーズを取り込んだ良い取り組みなのではないだろうか。

委員2

委員それぞれが各番組の制作にしっかりと労力を伴っていることを敏感に感じ取って、安心感を得ているようだ。ところでラジオとITの上手い連携のあり方はあるのだろうか?

委員6

ITを情報源として使うのは難しいだろう。なぜなら、ITは使い手主体のメディアだが、ラジオは送り手主体だからだ。ラジオは聞き手が嫌いな情報であっても、パーソナリティーの個性や力量次第で伝わる事がある。インターネットは好むと好まざるとに関わらず、正誤清濁さまざまな情報の受け止める方が使い手に委ねられる。いくらITを使って得た情報を紹介しても、語り手の思いが込められていない物では聞き手に伝わらないだろう。単に知識を伝えるだけでは駄目だと思う。

事務局 次回開催 平成29年4月18日(火)15:00~16:00

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