FM宮崎について 番組審議会 第411番組審議会

第411番組審議会

1.開催日時

令和4年2月

2.開催場所

在宅聴取による書面開催

3.出席者

出席委員数7名

出席委員の氏名

委員長 阿部 行雄
道本 晋一、猪八重 俊樹、奥津 陽子、松田 秀人、崎田 さおり、黒木 朝陽

4.議題

番組審議

5.審議の内容

事務局

審議番組は、毎週金曜日14:00~15:50放送の自社制作番組「マダムとマドカの魔女会」。
※2月11日(金)の放送を聴取

   
委員1 最初の会話から、2人の熟練感を感じた。日常会話から、いつもコミュニケーションを取っているんだなと思うくらい会話が自然だった。2人とも声からすごく明るいので、聞いていてなんか元気が出る感じがした。話し方などゆっくりですごく聞き取りやすく、どの年齢層が聞いても聞き取りやすいと思った。
委員2 全体的な印象は、女性同士のおしゃべり感は残しつつ、マダムというジェンダーレスな存在があることで、現代的かつ特別感のある番組だと感じる。リスナーからのちょっときわどい内容にも、受け答えする二人がゆったりと答える(私見も交えながら)ことで、下品にならない(かしましくない)トーク番組になりつつあると感じた。トークについては、タイムリーな北京オリンピックの話から、新しい戦隊もの番組の話(初めてピンクが男性になる話題)、バレンタイン、宮崎市がぎょうざ消費量購入頻度全国1位獲得の話など、オープニングトークからリスナーの投稿まで、幅広くいろいろ話が転がっている。トークだけでも興味深く聞けると感じた。また、集まってくる話題も、時季にあったものがしっかり入ってきていて、「うんうん」とうなずきながら聞ける内容が多い。また時に、女性同士のちょっと怖いマウンティングの話などもリスナーから入ってくることを考えると、当初目指して欲しいと思った、ちょっときわどい話も投稿できる、そしてその話を二人がしっかりと受け止めて発信できる番組になってきたのではと感じた。音楽については、北京オリンピックの話の後に、「ヒーロー(過去のオリンピックのテーマ音楽)」を掛けたり、バレンタインの話に合わせて「君の瞳に恋している」を掛けたりと、トークと連動して曲が掛かっているのがより盛り上げてくれると思った。また、新しい曲だけではなく、ちょっと前の曲も入ってくることで、音楽を頑張って聴かなくていい気がする(新しい情報として音楽を聴かなくていい)。宮崎山形屋の催事の現場(担当者)とつないでのコーナーは、トークばっかりの中に、CMだと分かってはいるが、ちょっとした情報部分に感じられて楽しく聴けた。番組の真ん中ぐらいにあるため、良い切り替え的存在で入っていると思った。二人のMCの掛け合いやバランスもこなれて来て、リスナーとの良い関係も築いているのが見受けられて、リスナーさんに寄り添うような、でも良い距離間のある番組になりつつあると思った。
委員3 全体的に二人の井戸端会議のようなトークが中心の番組なので、その回ごとの話題により、盛り上がりの度合いも変わってくると思うが、当然、話題のジャンルにも得意不得意があり、足りない部分を各自のキャラクターでカバーするのだろう。そんな中、以前も(他番組の審議時に)マダムのキャラクターについてはふれたことがあるが、全体的にデビューした頃に比べキャラクター特有のクセが、磨きがかかるというより薄れているように感じる(トークは慣れもあり上手くなっていると思う)。マダムが自身で意識しているのか?番組の中でそのように方向性を変えるような作りにしているかは分からない。また、山本もそうした流れを感じてか?トークの中で盛り上がるようなきっかけづくり(舵取り)を、以前より積極的にしているような気がする。当初は「2人のキャラクターがぶつかり合って番組の個性が生まれる!」という方向性では?との印象があったが、こうなってくると、井戸端会議のトークの質で勝負になってくる。今回の番組を聴取する中では、二人とも話は上手に感じるし、耳障りな部分も特になかった。ただ、逆に「ここがすごく良かった!」「ここが引っかかった!」と感じる部分もなかったのが正直なところだ。「マダムとマドカの魔女会」というタイトルでスタートした頃は、マダムの抜擢により、他の番組とは異なるいい意味での「毒」のようなものを期待していたので、毎回このような、中途半端な感想になっている。
委員4 リスナーからのメッセージに2人のパーソナリティーが丁寧に寄り添いながら応じている印象を受けた。語りも2人の掛け合いがテンポ良い。時折出てくる山本の『一口メモ』的な引き出しも効果的で好感が持てた。番組の構成は、リスナーからのメッセージと音楽が軸。「魔女会」という看板を掲げているので、もっと「魔」というか、いい意味での「毒々しさ」があってもいいと思う。リスナーからのメッセージに頼らざるを得ないかもしれないが、平たんなメッセージでは、マダムの良さ、2人の掛け合いの妙が生かされないと感じた。終了間際に紹介された3つほどのメッセージのやり取りは、山本のストレートな意見も披露され、前のめりになって聴いた。2人が何かを斬ったり、何かにもの申すなど、2人だけの世界観を披露するようなコーナーがあってもいいのではないか。その独特の時間が「魔女会」だと思う。
委員5 マダムと山本の声が柔らかくて、聴きやすい番組だった。マダムのリスナーへのコメントがユーモアもあり、しっかりと答えているところに魅力を感じる。山本のトーンが以前からすると、丸みを帯びたのを感じた。二人のせかさないふんわりとした感じが好感度を増すと思う。ラジオ番組というかっちりとした概念ではなく、人生を楽しめて、金曜日の午後にゆとりを与える番組になっているのがいい。マダムファンはこれからも増えていくと思うし、山本の合いの手も良いタイミングで入るので、これからもこの番組を育てることを考えて欲しい。
委員6 一言で言うと、楽しく、心和む番組だと思った。オリンピックやバレンタインでリスナーやパーソナリティーと共有できる話題も多く、共感しながら聴けた。恋愛相談での二人の意見は生放送なのにわかりやすく的を得た回答で感心した。新人アーティストの花耶のメッセージと歌は心に残った。あどけなさも残るような話し方なのに歌はスキがなくベテランの印象さえ持てた。そのギャップが印象に残ったし、歌は耳元で聴こえてくる感じがして歌心が伝わって来た。また、今の構成で番組は十分楽しめるのであるが、全体を通してもう少しマダムの露出があった方が面白いかもしれないと思った。
委員7 マダム、円、共に気負いのない語りのやり取りで、ことさら番組名「魔女」をてらったふうな演出を施すことなく、意外にも全体に淡々とした進行だった。マダムのキャラがポイントであろうが、(当方にあっては)耳慣れもあってか、円へからむ独特の粘っこい口調も案外と聞き流せるようになった。とにかく意表を衝く特異なコンビ仕立ての番組である。ここでも番組を支えるのは、リスナーからのメッセージのようだ。近づくバレンタインデーに寄せての話題を織り込み、選曲もそれに沿ったものだった。やはり、時宜に際したトピック、イベントには関心が高いという証しなのだろう。そのバレンタインよもやまに凌駕されて、同日「建国記念の日」の何と影の薄いこと。もちろん、そのことを番組中に触れないでも一向に差し支えない。番組中にあった告知、ユーミンによる「スピーカーでラジオを聴こう」(民放99局キャンペーン)に我思わず膝をたたいて「その通りだ」と声まで発してしまった。掌中に隠れる程度のサイズのIT機器やイヤフォンで聴くのが主流とみられる若年世代にラジオの魅力再発見してほしい。特にFMは高音質というアドバンテージで有している。大中小と機種を問わず、ときには相応の音量でスピーカーからの空気振動音を浴びて、ダイナミズムに富む音響に浸ってもらいたい-と。願わくば「マイルームにマイラジオ」という光景。
事務局 次回開催 令和4年3月15日(火) 15:00~16:00 ※予定

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