1.開催日時
平成24年3月13日(火)午後3時00分~午後4時00分
2.開催場所
エフエム宮崎本社 1階会議室
3.出席者
出席委員数7名
出席委員の氏名
委員長:阿部 行雄
道本 晋一、中川 美香、奥津 陽子、松田 秀人、崎田 さおり、堀之内 佑香
会社側出席者の氏名
代表取締役社長:髙橋 武人
専務取締役:古藤 重典
編成制作部部長:鎌田 文夫
編成制作部課長:吉良 力郎
4.議題
番組試聴及び審議
5.審議の内容
事務局 | 今回は平成23年度を振り返って、編成や放送の全般についてご意見をいただければと思っています。それでは宜しくお願いします。 |
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────── 番 組 試 聴────── | |
委員1 | 今年度は東日本大震災があり、その中で多く聞こえてきたのがラジオの大切さで、パーソナリティーの声に励まされたとの声が多く聞こえた。エフエム宮崎では、膳アナウンサーの東北へラジオを送る企画が印象に残っている。言葉だけではなく行動に移した点を評価したい。 全体への意見としては、以前試聴した「愛美のみやざきスポーツナビ」など、今までエフエムになかった番組が出てきたのが印象に残っている。それ以外はあまり前年度から変わった印象がない。 |
委員2 | 3月の東日本大震災もあって、試聴した番組が震災に関わる番組が多かった。情報を得る事ができるという点で、ラジオの重要性を再確認した。また、3局合同防災特番は震災後に聞いたで、受け止め方が変わった。 これまでラジオは「喋りが中心」というイメージがあったが、たくさんの番組を聞いてみて音楽もたくさん放送されているというイメージができたので、ラジオに対する認識が変わった。 |
委員3 | インターネット関連からメディアを見ると、東日本大震災でラジオがクローズアップされた理由の一つが「携帯性」だ。その「携帯性」で威力を発揮してきたのが、これまでは電池で動く「携帯ラジオ」だったのが、今後はラジオも聴く事が出来る「スマートフォン」に移行していくだろう。 「スマートフォン」の登場によって、一方的に情報をながすだけではなく双方向で情報をやりとりしていくスタイルに変化していくだろう。そしてテレビやラジオなどの既存メディアは、専門情報が主になってくると思う。 エフエムラジオに関しては、音楽好きが支えてきた形態が崩れてきつつあると感じる。今後はパーソナリティーが個性をはっきりと出せるような、喋りや作り込みをしていかないといけないのではないかと感じた。 |
委員4 | エフエムには今後、数十年後に懐かしい話ができるような番組をやって欲しい。今年度20周年を迎えた番組があるが、長く続けるこだわりのある番組がもっと増えてもらうと嬉しい。また、パーソナリティーが放送以外の現場でリスナーに与える影響も大きいと思うので、放送以外の部分でも印象が残るような活動をして欲しい。 |
委員5 | 東日本大震災のあった年度なので、生々しいニュースが多い中、音楽やトークでホッとさせられた点が多かったので、ラジオの存在感が高まったと感じた。「エリアJモーニング」のコンビや「レディオ・パラダイス耳が恋した」など、円熟期に入った印象を受ける。エフエムラジオは音楽が欠かせないメディアだと思うので、「ライドオン5」は膳アナウンサーの音楽性をもっと突き詰めた番組にして欲しい。また、番組制作でもっと女性が活躍できるようになって、40代女性をターゲットとした番組が出てきても良いのではないかと感じた。 |
委員6 | これまであった既存の番組が充実してきたと感じた。加えて新番組として日南市や西米良村の地域情報番組など、エフエムラジオだからできる番組が出てきたのが好印象だった。 エフエム宮崎で制作している番組は都会のラジオステーションのようなカッコよさだけではなく、地方ならではの温かさをもった番組が多く、またどのパーソナリティーも台本を読んでいるような雰囲気ではなく、自分の言葉で伝えている点も好感が持てる。 |
委員7 | 話の中で、ラジオの向かう方向性で、電波とネットの組み合わせ、双方向という新しい形が出てきているとあったが、一方で昔ながらのオーディオファンに向けたステレオ放送ならではの醍醐味を味わえる番組もこれから必要なのではないかと感じる。現在のデジタルモバイルツールで再現される音は、一聴すると良い音質に聞こえるが実際は圧縮された音である。アナログではあっても空気の振動で伝わる圧縮のないクオリティの高い音質の音楽番組を突き詰めていくのもエフエムラジオの持つ使命だと思うので、ぜひそのような番組作りも目指して欲しい。 |
事務局 | 次回開催 平成24年4月17日(火)15:00~16:00 |