FM宮崎について 番組審議会 第316番組審議会

第316番組審議会

1.開催日時

平成25年6月18日(火)午後3時00分~午後4時00分

2.開催場所

エフエム宮崎本社 1階会議室

3.出席者

出席委員数6名

出席委員の氏名

委員長:阿部 行雄
道本 晋一、中川 美香、奥津 陽子、松田 秀人、崎田 さおり

会社側出席者の氏名

代表取締役社長:髙橋 武人
編成制作部部長:鎌田 文夫
編成制作部課長:吉良 力郎 編成制作部課長代理:膳 憲太

4.議題

番組試聴及び審議

5.審議の内容

事務局 今回審議いただきますのは、NHK・MRT・エフエム宮崎共同制作特別番組、「第9回 3局合同防災ラジオ2013 大津波からの避難を考える」です。 それでは宜しくお願いします。
  ────── 番 組 試 聴──────
委員1 ラジオドラマが入っていた事で、自分の身に置き換えて「自分ならどうするか」と考えながら聞く事ができた。日頃から「防災で大事なのは、自分の身は自分で守る」と言われているが、実際に自分の置かれた状況にあわせてシュミレーションして考える事によって、より現実的に防災の言葉をかみしめる事ができたのは、事例発表だけではなくラジオドラマの賜物だと感じた。 地域の取り組みを取材した中では、一人では避難できない方の把握はもとより避難する際に必要な物の情報まで共有されていた高齢者避難に取り組んでいる地域の事例が印象に残った。 全体的にあらゆる世代や立場の方が聞いても聞きごたえのある、内容の濃い番組に仕上がっていると感じた。
委員2 過去に2回あったラジオドラマと比較すると、今回はドラマのシナリオが防災に対しての考え方や対応が年齢や立場の違う役ごとに明確な差が出ている上に、ドラマは心情や行動の表現に徹して防災についての解説はドラマ後にまとめて行うなど、非常に分かりやすく作られていたのが良かった。特に父親や母親の避難に対する考え方や行動が、実際に東日本大震災にあった方から私が聞いた体験談と合致しており、防災の問題点を的確に表現できていたと思う。 分かりやすくインパクトのある内容だったので聞き手に情報が刷り込まれやすく、いざという時に思い出しやすいのではないか。
委員3 宮崎で津波に襲われたらという架空の設定ながら非常に現実的な内容だったので、ラジオなのにまるでテレビドラマを見ているようにその様子が想像でき、そこに自分がいたらどうしたかを考えさせられた。また実際に学校で行われている防災に対する様々な取り組みも紹介されていたので、自らの対応も考え直すきっかけになったと思う。防災啓発の番組では「こうしましょう」といったプラスの啓発は多いが、今回のように「判断を誤るとこうなる」といったマイナスの啓発も入れる事で、刺激は強くなってしまうがより聴取者に強く訴えかける事ができると思った。最後に、海のそばに住んでいない方でも津波が到達するところにたまたまいる事もありうるという指摘があり、あらゆる状況を想定した防災意識を常日頃から持たなければいけないと強く感じた。
委員4 今回のテーマが「地震発生時の望ましい避難の仕方」と明確になっていたので、非常に分かりやすかった。番組冒頭の解説者との会話の中で出てきた「日向灘で大地震が発生した場合、東日本大震災の倍の死者が出る恐れがある」、「地震発生後、14分で津波が到達する」などの情報は、実際に宮崎に住んでいるにも関わらず知らなかったので驚いた。そういった具体的な被害想定をベースにしてドラマが聞けたので、とても内容が記憶に残った。特に今回の放送では「自分の身は自分で守る」という考え方がドラマや取材の中で一貫して強調されていたので、印象に残っている。
委員5 目的、構成、ディテール(取材)がしっかりしており、聴取者への訴求もしっかりできている素晴らしい番組だと思った。番組の中で「防災は忘却との戦い」という言葉があったが、この番組はドラマで避難に対するイメージ、小学校の取材で防災教育、地域の取り組みの取材で住民間の助け合いといった、防災に対する理想を示せたのではないかと思う。ラジオは耳で通過していくものだから、イメージができて心に残るシンプルな作りになっていたのが良かった。中でも、高齢者の取材で地元の方の言葉をたくさん拾っていたのが、とても身近に感じた。区長の具体的な数字の出し方も、リアリティにあふれていて分かりやすく感じた。そうした生の声を使う事で「防災とは日頃の取り組みの積み重ね」というイメージがしっかり伝えられたのではないか。
委員6 二つの点を評価した。 一つはドラマが説明的ではなく自然に聞く事ができる内容だった点、もう一つは地域の取り組みの取材で、地形的に大きな被害が想定される地区がその地形を逆手にとってうまく高齢者避難を構築している事例を紹介した点だ。教授のコメンタリーの的確な表現も良かった。全体的にバランスが取れた質の高い番組だった。
事務局 次回開催 平成25年7月16日(火)15:00~16:00

過去の審議会

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