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プロローグ
2010年夏。
僕の夏の思い出。
それは、ある日の青島海水浴場から始まります。
第1小節
僕たちは男3人で、青島にいました。
青い海、青い空、白い雲、白い砂浜・・・
何しに来たかって?
泳ぐ意外に海へ、男3人で何しに来ますか?
そう、ナンパです。
彼女いない歴19年の僕らは、今年こそは!と出会いを求めて海へやってきました。
今日で5日目・・・。
僕らの仕掛けたアミにかかる小魚ちゃんはゼ~ロ~
僕「は~、誰も相手してくれんな~。」
半ばあきらめかけていた僕は、1人ジュースを買いに自動販売機へ。
その時、後ろから・・・
第2小節
「今日で、5日目ですね。」
振りかえると、そこにはキラキラした笑顔の女の子が立っていた。
「き、きみは...?ど、どうして5日目だって知ってるの?」
「私、そこの海の家でバイトしてるの。毎日見かけるから、顔覚えちゃって...よっぽど海が好きなんですね。」
まさか、ナンパしに来てるとは言えず、とっさに話しを合わせた...
「そ、そうなんだぁ、海好きなんだ。夜の...海とかもいいよね。」
「へぇ、夜の海も好きなんだ~。そうだ、一緒に花火しません?今夜、友達と花火するんだけど良かったら一緒に。」
「え、いいの。もちろんやるよ!」
よっしゃー!心の中でガッツポーズをしながら、返事をすると彼女はキラキラの笑顔でバイトに戻って行った。
「あとで、海の家に来て下さいねー!」
(RN:シェイク紙袋さんの投稿作品)
第3小節
その夜海の家に行くと、まばゆい女子3人組が僕らを待っていました。
彼女「こんばんわ~」
僕「あ、こ、こんばんわ~」
一通り自己紹介が終わり、花火大会の始まり。
そして、僕らの夏物語も始まったのです。
キラキラした彼女「ゆいちゃん」と連絡先を交換した僕は、次の休みにドライブへ誘うことに成功!
その次の休みに、映画に行くことに成功!!
日に日に距離が縮まっていく僕たち。
ついに、ゆいちゃんに告白か!?と、食事に誘ったときのことでした。
(RN:夏の王SUMMERさんの投稿作品)
第4小節
食事を済ませ、告白するぞ!と覚悟を決めたとき。。。
ゆい「もう夏休みも終わっちゃうねー」
僕「え!?・・・・・あ、そうだね」
ゆい「会えるのも今夜で最後になっちゃうのかな・・・」
僕「・・・・え!」
ゆい「私、来月からカナダに留学するんだ・・・。そのための資金稼ぎで夏休みはずっと海の家でバイトしてたの。」
僕「そ、そうなんだ・・・」
そんな・・・神様はなんて残酷なんだろう。。。
僕「ゆ、ゆいちゃん!僕、き、君のことが好きなんだ!!」
あ、勝手に口が動いてしまった。自分で自分にビックリだ。。。
ゆい「ありがとう。うれしい。でも・・・やっぱり日本とカナダじゃ無理だと思う・・・ごめんね!」
と言うと、ゆいちゃんはレストランを出て行ってしまった。
確かに海外との遠距離恋愛なんて、僕には無理だろう・・・あきらめよう。。。
でも、そう思ったはずなのに・・・僕の身体は彼女を追いかけ、レストランをとびだした!
僕「ゆいちゃん!俺、俺、ずっと君を好きでいたいんだ!距離なんて関係ないよ!」
ゆい「・・・フフフ。アハハハハハハハ・・・!」
急にゆいちゃんが楽しそうに笑い出した。
ゆい「フフフ・・・。ごめんね。試しちゃった!追いかけて来なかったら付き合わない。追いかけてきたら付き合おうって最初から決めてたの。」
僕「え・・・どゆこと?」
ゆいちゃんによると、僕が今日告白してくることを予想してたらしい。僕は彼女の手の中で踊らされてたんだ・・・。ん?でも、ということは。
ゆい「うん。でも浮気しちゃ、駄・目・だ・よ。」
あれから1年。あの夏の思い出を胸に頑張ってきました。
そして、1年後。この思い出を二人で笑顔で語れるように、頑張っていきます。
(RN:なつ竹城さんの投稿作品)